沿革

1990年         ササユリ、スターチスを始めとする組織培養研究に着手
1991年   スプレーギクのウイロイドフリー作出研究開始
1995年   カンキツウイルス検定開始
1996年   植物バイオセンターとして正式に活動開始
        落葉果樹増殖研究開始
2002年   新規遺伝子増幅法LAMP法のライセンス取得
2003年   残留農薬分析機器の導入
2010年   残留農薬分析機器更新、施設改修
2019年   遺伝子診断用検査装置導入
2020年   GCMSMS 更新
2023年   LCMSMS 自動前処理装置更新

 
 

事業内容

残留農薬分析

 ①県産農産物の「安全・安心」の確保
 ※残留農薬分析事業の迅速な高精度検査の実施
  GC/MS/MS及びLC/MS/MSによる多成分一斉分析
 ②安全性の科学的担保についての検討
 ※農薬散布器具の洗浄方法、ドリフト対策

 

種苗供給

 ①優良種苗の生産技術開発と供給事業
 ※組織培養によるウイルス・ウイロイドフリー化、大量増殖技術を用いた苗供給
  新規品目について培養増殖技術の開発による大量増殖、ウイルス・ウイロイドフリー化
 ②閉鎖型施設(人工環境)による省スペースでの効率的な育苗

組織培養している品種(例)

花き ペチュニア(63品種)、キク類(42品種)、ビンカ(25品種)、ネメシア(25品種)、ナデシコ(17品種)、ヒューケラ(17品種)、ラナンキュラス(16品種)、ロベリア(10品種)、カリブラコア、ポーチュラカ、バーベナ、マーガレット、リンドウ、ヘリクリサム、スターチス、ナンテンなど
野菜 イチゴ、トマト、アスパラガス、サツマイモ、ワサビなど
果樹 バナナ、ブルーベリー、マキベリーなど

病害検定

 遺伝子診断技術利用による病害検定法の開発
 ※検査対象ウイルスの高感度・精密診断
 新規遺伝子増幅法LAMP法を用いたウイルス・ウイロイドの遺伝子診断

病害検定のご案内

 

事業化の開発・研究

新規事業開発
 ※熱帯作物の苗育成・開発
 ※県特産農産物の機能性成分分析・実態調査
 ※土壌診断・施肥モデル提案

植物バイオセンターは、和歌山県内の生産者のための組織です。したがって、県内JAからの依頼を最優先とさせていただいています。

ご質問など

・検査可能農薬、苗生産対応種、検定可能病害、費用等
・県外JAからの受付も可能です
   (種苗供給と病害検定は、県内外、JA問わず受付可能です)
ご意見、ご質問などございましたら、以下までご連絡下さい。
〒649-6112 和歌山県紀の川市桃山町調月396-1
JA和歌山県農 植物バイオセンター(bio@wk-kennoh.or.jp)
TEL 0736-66-2016 FAX 0736-66-2079