LAMP法は栄研化学株式会社が開発した「簡易・迅速・精確・安価」な遺伝子検査法です。
JA和歌山県農は栄研化学株式会より植物ウイルス・ウイロイド分野におけるLAMP法のライセンスを取得しました。
LAMP法の試薬はキットで購入することができます(栄研化学株式会社)。
LAMP法では増幅産物が飛躍的に多いため副産物であるピロリン酸マグネシウムも大量に生じ、その濁度で結果を簡易判定できます。
濁度の程度をリアルタイムに測定し、初期鋳型量の推定も可能です((株)テラメックス)。
開始時の鋳型量によってリアルタイム濁度計から得られるプロファイルは違ってきます。
スプレーギクを使ったウイロイドの検出では、RT-PCR法より高感度であり、しかも鋳型の精製度合いに影響されず、葉を1mm角で切り取り、反応液中に入れるだけで高感度な検定が可能でした。