健康を考えるなら、毎日くだもの200グラムを食べましょう。

くだもの200グラムはこれくらいです。
みかん りんご ぶどう
みかん 2個 りんご 1個 ぶどう(デラウエア) 1.5房
 なし もも かき キウイ
なし 中1個 もも 1個 かき 1個 キウイ 2個
果物にはがんをはじめとする生活習慣病を予防する効果のあることが科学的に証明されています。
ところが、日本人の果物摂取量は1人1日当たり117グラム(平成12年国民栄養調査)に過ぎず、
先進国平均(215グラム)や世界平均(164グラム)にも達成していません。
その背景には食生活の簡易化などのほか、「果物は太る」などといった誤解があると思われます。
おいしい果物について、もっと良く知って、たくさん食べたいものです。
1997年に世界がん研究基金とがん研究財団が、食生活をがんについての世界中の研究報告を集めて検討した結果、果物の摂取によってリスクを減らす 確実な証拠あり」とされたのは、肺がん、胃がん、食道がん、咽頭がん、「有力な証拠あり」とされたのは、すい臓がん、乳がん、膀胱がん、喉頭がんとされていますから、 果物がいかにがん予防に対して有効であるかがわかります。
高血圧は、脳卒中や心臓病などの引き金となり、その最大の要因は塩分(ナトリウム)の摂り過ぎといわれます。 果物はカリウムを多く含み、ナトリウムの排泄を促すため、高血圧予防に効果的です。
果物には、
(1.)万病の元といわれる活性酸素を不活性化する抗酸化物質、 (2.)発がん物質の発生を抑制するビタミンCなどの微量栄養素、 (3.)血圧を上昇させるナトリウムの排泄を促進するカリウム、 (4.)コレステロールや脂質の吸収を阻害し、腸内を清掃する食物繊維
などが多く含まれていることが分かっています。
これらの物質が単独あるいは複合的に健康にいい働きをしているのですが、 更に、果物にはまだ解明されていない未知の有効物質が含まれていると考えられ、研究が進められているところです。
高血圧、高脂血症、動脈硬化等が誘因となって、脳の血管に障害が起こると脳卒中、心臓の血管が詰まると虚血性心疾患になります。 これを防ぐには、コレステロールを多く含む食品を控えるとともに、コレステロール値を下げて血管を強くするビタミンC、コレステロールを吸着して排泄する食物繊維、 活性酸素の発生を防ぐビタミンE等を多く含む果物を食べることが効果的です。
「果物を食べると糖尿病になり易いのでは?」と心配する人もいますが、これは誤解です。日本糖尿病学会が定めた「糖尿病食事療法のための食品交換表」においても、 1日80kcalを生鮮果物から摂ることを例示しています。80kcalというのは約200gに相当します。
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